新しい自転車、組み始めました。
とてもお久しぶりです。レイニィです。サボっていた訳ではなく、大したイベントが発生しなかったので書くことがなかっただけであります。TANTANロングライドとかはありましたけどね、100km地点でリタイアしたので、練習不足感じました。
そんな暇な数ヶ月を過ごしていた僕ですが、今回は自転車の組み立て風景を忘備録がてらちょろっと書いておこうかと思いまして、今に至るわけで御座候。久々だと口調が安定しません。
組み上げた自転車はこちら、以前ブログで紹介したやつです。
あれから早5ヶ月、ようやく自転車を組み上げるに至ったわけです…
オーダーしていたフォーク自体は5月中に完成していたので、待った期間としては3ヶ月弱ってところでしょうか?フルオーダーフレームだと完成まで1年越えが多い中、フォークのみのオーダーなので結構早く到着しました。
フレームセットが到着したのは6月4日です。ちょうどその前日がTANTANロングライドで土日とも家に居なかったので、到着日を指定していただきました。
フレーム制作や塗装までもお店でやっているだけあって、梱包も凄く丁寧で、細かいところまで本当に感謝が尽きません…作っていただいたフォークは、above bike storeさんのinstagramにも出てきています。
細かいところまで綺麗に撮っていただいているので、手元に自転車が来た今でもこの投稿は何度も見返しています。ビューティフォー。
そして投稿先でも紹介してくださっていますが、今回僕が自転車を組むにあたって考えていた事があって、それが、
"ゆっくり走っても楽しいロードバイク"
なんです。そうなんです。そう決めていたんです。
太めのタイヤを履いた快適な乗り心地や、キャリアを装着できるダボ穴。少し立ち止まった時に眺めた時のかっこよさ…(重要)
キャンプツーリングやグラベルライドも"何でも来い"な自転車に乗ってみたかったんですよね。
それが実現出来る自転車に乗る機会を作ってくれたabove bikeさんには圧倒的感謝です…本当に…
しかしまあ、来たのが6月初めなのに、結局組み始めたのは7月半ば、走れるようにはしたもののいまだに仮組の状態でして、来週にならないと完成しないという…(KI N KE TSU)
何でそんな時間かかってるのってもちろん金欠なのもあるんですが、かなりパーツ構成に悩みました。いまだに悩んでいます。
パーツ構成に悩むのには理由があって、今回組んだのがグラベルロードとか、オールロードとか言われるジャンルの自転車なんですが、ダートも走れる自転車なので、案外MTB用のコンポだったりも選択肢に入ってくるんです。shimanoだとロード用コンポとMTB用コンポに互換性はないのですが、wolftoothやgevenalleといったメーカーから出ているパーツを使うと、それらを互換させる事が出来るようになるのです。
そして今回のフレームはディスクロードです。ややこしいことにオンロードバイクのディスクブレーキはまだまだ発展を開始したばかりで、規格が色々あったり、選択肢が少なすぎたりするわけです…おかげでホイールとブレーキはかなり悩みました。
ブレーキは油圧ではなくワイヤーで引くタイプのメカニカルディスクがよかったのですが、どれも極端に取り扱いが少なく…そしてどれも高価です。avid bb7とTRP SPYREの二つで悩んでいたのですがこれは見た目でSPYREに…ここまではよかったのですが、ホイールです。
本当に選択肢がない。なさすぎる。デカールでごちゃごちゃしているか、シンプルなのがあってもめちゃくちゃ高いかスルーアクスルとの互換がなかったり、135mmQRとの互換がなかったり。(F:12mmTA R:135mmQRのフレームです)
アダプタを買い足してもよかったんですが、above bikeさんにメールで相談に乗ってもらい、above bikeさんのホイールwicked wheelを購入させていただきました。
それがこちら。
前後ディスクブレーキ仕様で、前が12mmスルーアクスル(774g)、後が135mmQR(896g)です。これで4万切ってるのでかなりお得かと…ていうかめちゃくちゃお得です。リムブレーキ仕様もあるのでぜひ。
相談したときは在庫がないとの事だったんですが、ちょうど台湾出張に行かれたそうで、持って帰ってきてくださいました。もう本当に感謝しっぱなしです…
そしてホイールが到着した後もリムテームやチューブレスの相談に乗っていただき、応援までしてくださいました…感謝の嵐です。暴風です。
チューブレス化についてはこんな感じの流れです。注釈付き写真でささっとおさらい。
今回はリムに穴が開いているタイプのチューブレスレディホイールだったのでリムテープを貼りましたが、完全チューブレスレディみたいな、ホールのないホイールも存在します。リムテープ貼りがめんどくさい方はそちらを選ぶと良です。ゆっくりやって前後40~50分くらいかかってます。丁寧さが重要。
ここからは早く、残りのパーツを注文して、ささっと組み上げていきます。何十、何百と組み上げている訳ではないのでスピードは遅いですが、今回は5時間切れたような気もします。プロは2時間くらいだとか…?
もういっちょ写真と一言コメントでささっと振り返り。
こんな感じで組み上げて、今では普通に走ってます。今のところ本当に想像通りで、完璧な自転車です…しいて言うならフロントシングル化したいのですが、それに関してもパーツ注文済なので、これもまた別記事で。
まだ仮組のフロントダブルですが、本当にかっこいい自転車です。38cタイヤのおかげでどこでも、どこまでも走れますし、クイックなシクロクロスフレームは個人的にめちゃくちゃ乗りやすいです。フロントシングル化に伴うパーツも続々と届き始めたので、次回はそちらを。それではまた。